Atelier hifumiは、京都市を拠点に活動する漆芸家の日置美緒が手掛けるジュエリーブランド。「日本の美を身に纏う」をテーマとし、日本の伝統的な技術・素材を用いて作られています。
漆や金属を用いた装飾・修復・造形を行い、国宝や重要文化財の修復、茶道具の金継ぎ、漆装飾などにも携わる日置さん。ジュエリー制作では、伝統技術を基盤にしながら、自然が生み出すかたちや素材の性質を重視し、最小限の加工で構成された作品を発表。すべての工程は手作業で行われており、素材の表情や不均一さがそのまま活かされたジュエリーコレクションです。

お山 イヤーカフ 朱単色は、朱漆を使用して仕上げられた片耳用のイヤーカフです。山の稜線のような有機的な形状に、刷毛で何度も塗り重ねた本漆の層が深みのある表情を加えます。研ぎ出し技法を用いないことで、より均質で落ち着いた面構成となっています。地金にはAg950を使用しています。